2012年02月17日
朝、うっすら・・・
起きたときはもうすっかり雪はやんでいました。
子供たちは少し残念に思っただろうな、と幼い日に、雪にまみれて遊んだ日のことを思い出しました。
ずいぶん前のことです。
横浜に大雪が降りました。まだ、幼かった私ははしゃいで姉や弟と雪だるま作りに没頭していました。
あの頃、雪は非日常の最たるものだったのでしょう。いつもは車がとおる、その通りもシンと静まり返り、子供のはしゃぐ声ばかり聞こえていました。
今なつかしく思い出します。
あなたの雪の思い出、ありませんか?
冷蔵庫にいるような冷たい空気の中でその思い出だけがゆっくりと時を超えていくような、そんな朝の始まりでした。
at 15時02分
2012年02月13日
ちいさな花
レースラベンダーの花が好きです。
その花は、いつも咲いているのです。
四季咲きの花です。
少し大きくなると手折って、ガラスのビンにさします。
すると、また少したって、小さな芽がでてくるのです。
古くなった葉は、そっと取り除いておくと、やがて、新しい葉が出てきます。
そうして、いつも、咲いているのです。
元気なときも、そうでないときも、元気に咲いてくれています。
ラベンダーのにおいたつような香りはありませんが、いつもいつもそばにいてくれるような気がして、その花がだいすきです。
花が少ない冬のこの時期、我が家の窓辺は小さなラベンダーが守っていてくれるのです。
もうすぐ、もうすぐ、ゆっくりと春がきますよ。
at 15時02分
2012年02月06日
お元気ですか?
少しお休みをいただき、久しぶりのブログ更新です。
月が替わり、暦の上の季節が移り、昼が少し長くなりました。
寒さは相変わらずで、インフルエンザにかかる方が増加しているそうです。
皆様、お変わりありませんか?
私は2月3日の節分には恵方巻きをせっせと作り、北北西を向いて、無言で丸かじり完食に成功いたしました。
ご飯が詰まった立派な太巻きに負けないくらいたくさんの願い事を心の中で唱え、さわやかに翌日の立春を迎えました。
福豆も食べましたよ。鬼退治はナシです。
見えない鬼と同居で、折り合いをつけながら生活を楽しむことに数年前から方向転換したのです。
家のどこかで鬼サンが自分を見ている・・・と思うのも案外愉快なもの。いろいろあって、それでいい・・・と思い至ったのです。
4日の立春には、春の到来を願い、春の花、水仙を買ってきました。
小さな花ですが、部屋の中は春の匂いでいっぱいになりました。
まだまだ寒いし、最低気温を更新することもあるでしょう。
でも、もう少しの辛抱です。
きっと春はどこかでじっと出番を待っているはずです。
小さな春の芽を探しながら、少し長くなった夕方のひと時を楽しみましょう。
皆様、どうぞインフルエンザにはお気をつけくださいね。
かかってしまった方はお大事に。
at 12時02分