2014年11月24日
稲毛あかり祭
この連休は天気に恵まれ、外歩きには最適です。
皆様お変わりありませんか。
22日、23日の二日間、私が住む稲毛では「夜灯(よとぼし)」というあかり祭が開かれました。
これは埋め立て工事が行われる前の稲毛の浜を再現させたお祭りです。
海水浴や潮干狩りの客でにぎわっていた稲毛の浜では、新月の夜干潟の潮溜まりに残ったたくさんのエビや小魚をカンテラの灯りをともしてとっていたそうです。
それは遠目にも大変美しい光景だったとか。
地元商店街や千葉大の学生たちがその「夜灯漁」を再現させました。
稲毛浅間神社、稲毛公園、商店街などにたくさんの手作りの灯篭が灯され、柔らかい光が道行く人々を包みました。
風がなく、暖かい夜だったので私も家人と夜の散歩を楽しみました。
手作りの灯篭は子供たちの絵やサークルでしょうか、美しい書が書かれたものもありました。
灯篭の間を走り回る子供たち、倒れた灯篭を立て直すスタッフの優しい笑顔も素敵でした。
準備をする方たちは大変だったでしょうけれど、とても美しく、静かなお祭りでした。
60年前と見える景色はだいぶ違ってしまっているけれど、当時の面影が祭りとして復活し、地元の人たちに大切にされているといいうのはうれしいことです。
私も灯篭のともる小道を歩きながら、秋の夜を堪能しました。
よい夜でした。
at 10時11分