2011年12月13日

おたのしみ

空はきれいに晴れ渡り、道路に面した窓からはやさしい冬の陽射が差し込んでいます。

お変わりありませんか?

このところ、事務所での仕事が少々忙しく、午後まで作業がかかることが多くなりました。

「今日は午後までかかるかな」と思うときはお弁当を作ってきます。

自分のために、小さなお弁当箱にご飯とちょっとしたおかずを詰めていたら、心の思い出箱の蓋が開きました。

家人には結婚したばかりの頃、息子たちは幼稚園と高校生の頃、毎日せっせとお弁当を作ったこと・・・

「ごちそうさま、おいしかった」その言葉が聞きたくて、夜、空っぽのお弁当箱が見たくて、眠い目をこすりながら、大きなお弁当箱の隙間を埋めたものです。

自分のために作る小さなお弁当は誰に見せるわけでもなく、中身はわかっているけれど、今これから開くとき、ちょっとワクワクするのです。

あの頃、家人や息子たちもお弁当箱を開くとき、ワクワクしてくれたかしら?

小さなお弁当箱はいろいろなことを語りかけてくれました。なつかしい思いに浸りながら、お弁当箱、開きます。

at 12時12分
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