2011年06月27日
こころにしみるひととき
先週末は、東京国際フォーラムにある相田みつを美術館へ行ってきました。
そこで開催されていた 「詩人 柴田トヨの世界展」で良い時間を過ごしました。
98歳で出された詩集「くじけないで」を読まれたかたも多いことと思います。
みずみずしい感性で書かれた詩からは、きらきらとした命のきらめきが感じられました。それはやさしさ、あたたかさ、強さ、ひたむきさ、感情のすべてを含んでいるようでした。
湿度の高い、梅雨空の一日でしたが、感性豊かに、まあるく年齢を重ねる、そんなふうに生きていきたいと思いました。
くじけないで
ねえ 不幸だなんて
溜息をつかないで
陽射やそよ風は
えこひいきしない
夢は
平等にみられるのよ
私 つらいことが
あったけれど
生きていてよかった
あなたもくじけずに