2014年02月11日
歩いてみました
今朝起きたら、また雪が降っていました。
静かな朝でした。
さて、昨日、いつもは自転車で20分ほどの事務所へ、歩いて行ってみました。
「ここはどこでしょう?」
裏通りは除雪もされないまま、公園には見事なカマクラができていました。
これではしばらく自転車通勤は無理なようですね。
この雪に合わせたかのように、昨日弘前出身の方とお話しする機会がありました。
弘前といえば、昨年は花見の頃とねぷた祭りと2度も訪れた地でしたので、思い入れも深く、ご当地話に聴き入りました。
その方は、ずいぶん前に弘前を離れ、千葉県に移られたそうですが、今でも目に浮かぶのは、越冬のため遠くシベリアから飛来する白鳥の姿だそうです。
朝日を浴びて、大空をV字編隊で飛ぶ白鳥の姿は、金色に輝き、息をのむほど美しかった、と静かに語ってくださいました。
とても素敵な時間でした。
今まだ窓の外は雪が降り続いています。
空と地面の境が見えないような白一色の景色を見ながら、昨日思いがけず垣間見た「ふるさと」を懐かしく語ってくださった方の静かな涙を思い出しました。
あなたは「ふるさと」を思うとき、どのような光景が心に広がるのでしょうか。
at 11時02分