2011年09月28日
ギリィ、ギリィ、グェッ、グェッ・・
秋の訪れを告げる声の主・・・
なんと、『クロイワツクツク』という「秋セミ」だそうです。
房総半島の南端、南房総市で、木蓮や百日紅などにとまり、カエルのように鳴いているといいます。
いやぁ、知らないことって数多くあるものですね。
実際聞いたことはないですが、この時期、上記のような鳴き声が聞こえたとして・・・誰がセミだと思うでしょう。
人が近づいても逃げたり鳴きやんだりしない、図太さが特徴だとか。なんとも、面白おかしい『カエルゼミ』ですね。
鹿児島県から沖縄本島にかけて生息するツクツクボウシの仲間で、十数年前、個人が買い付けた百日紅の苗木の土に幼虫が紛れ込み、繁殖したものとか。
薄い緑色をした小さな姿とその鳴き声、秋の高い空、見てみたいですね。聞いてみたいですね。
今日は、新聞の片隅に、「地域限定『でっかい秋』」を見つけたので、皆様にご報告。
五感で探す「私の秋」。
毎日が興味深く、味わい深く過ぎていきます・・・・。
at 10時09分