2011年03月24日

涙の卒業式

季節柄、TVで卒業式の映像を見かけます。

ひとつの節目。送る側も、送られる側も、さまざまな思いが交錯してその目には涙が浮かんでいます。達成感や感謝、そして別れ、その気持ちを忘れず、明日への希望、明日への活力にしてほしいものです。

特に被災地での卒業式には胸をうたれました。晴れ着も飾りもないけれど、どこの会場にも負けないくらいの温かさと愛おしさに満ちていて、そこに参列した誰もがきっと一生忘れられない卒業式になったことでしょう。

命を大切に、気持ちを強く持って、明日に向かって新たな第一歩を踏み出してくださいね。

また、今年は都内でも、卒業式を自粛した大学が多いと聞きました。晴れの式典はなくとも、無事卒業の節目を迎えることができたことを、ご家族で喜んでください。そして、共に喜び合える家族がいることを深く感謝してください。

被災地では、卒業の喜びを一番に報告したい人の帰りをひたすら待っている子供たちがいるのですから。

TVに向かって、思わず口にしていました。

卒業おめでとう。

at 13時03分
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